Example image
Staff Blog
               
メイの庭しごと
ガーデナーの仕事の紹介を通じ
植物や庭の楽しみをお伝えします。

てふてふ

written by ichiro mizuno
Apr 12 2008

ガーデナーの水野いちろうです。

今日は中川区の苗屋さんで仕入れ。

のほほんとした土曜日は、一般のお客さんで賑わっています。

そんな中、苗ケースと人々の間をひらひらと、ちろちろと飛んでいる紋白蝶。

バタフライ。

蝶はその種類によって好きな植物がきまっています。

成虫になって蜜を吸うための植物と、卵を産むための植物です。

たとえば、アゲハチョウ。蜜を吸うのは、ツツジ・ユリ・ヒャクニチソウなど。

卵を産むのは、山椒・ミカンなど。

ちなみにモンシロチョウは卵を産むのがアブラナ科のキャベツ・大根・ブロッコリーなどです。

シャスターデージー、ムシトリナデシコ、ヒャクニチソウ。

この3種が植わっていれば、春から夏にかけて10種ちかくの蝶が集まると聞きます。

(庭に幼虫の食草があるのか、ということもありますが。)

また英国式ガーデン等で見かける、落葉低木のブッドレアは別名バタフライブッシュ。

蝶をよぶ庭。

バタフライ・ガーデン!!

と、暴走をしはじめた頭の中の‘蝶々‘を振り払い、苗選びをした土曜日なのでした。

※参考文献「園芸図鑑‐花や野菜いっぱいの庭づくり‐」さとうち藍・文 藤枝つう・佐藤裕彦・絵 福音館書店刊

                      本日の一番人気、ブルーデージー(キク科半耐寒性多年草)

こちらもおすすめ
    None Found
ichiro mizuno
Follow Us
Share Us