トピアリー
ガーデナーの水野いちろうです。
トピアリーを見ると、映画「シザーハンズ」を思い出します。
人造人間のエドワード(ジョニー・デップ)は発明家の急死に
より、両手がハサミのまま取り残されてしまいます。
その両手(両バサミ)で、きれいに刈り込まれたトピアリーが
あっという間に完成するシーンが印象的でした。
トピアリーは、樹木を刈り込んで作成される造形物のこと。
動物をかたどったり、立体的な幾何学模様をつくったり。
現在では、フレームなどを使って草花やつる性の植物を
這わせたオブジェも含めて、トピアリーと言ったりします。
イタリアの整形式庭園、フランスの唐草模様をなぞらえた
パルテール。イギリスの網目模様のノットガーデン。
日本でもサツキなどを刈り込んで、大海の大波・小波を表現
したり、イヌツゲを刈り込んで鶴と亀をかたどったりと、
なかなか歴史があります。
樹木と職人技を使った、お庭のオーナメントです。
とても、好感のもてるジャパニーズスタイルですね
追加分です。
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