額縁（ガクブチ）

ガーデナーの水野いちろうです

「うつくしい芝は、花の色や樹木を引き立てる額縁となります」

数多くの園芸書に書かれてある通り、自分の目でみて作業してみて、あらためて額縁だな、と思います

実は、毎回現場で思うことです

もし、名画とよばれる作品が粗末な額に入っていたなら、また、豪邸とよびたい様なお宅でも

生垣がボサボサだったのなら、第一印象はかわってきます

確かにいい絵だし、いいお家なんだけど、の「なんだけど」の部分

大枠がバシッ!!と決まっていれば、その中の傷んだ所や多少見栄えのよくない所も、

意外と気にならないものです

庭しごと以外でも役立つことを、庭しごとを通じて学ぶというのもガーデナーならでは、ですね

それでも、やっぱり「芝をうつくしく刈る」って本当にムズカシイ・・

　サッチ（芝の刈りかす・芝が生長し、古くなった茎葉が落ちて堆積して層になったもの）が、たくさん取れました

　たくさん取れるとうれしいのは、何故だろう？