芝生について、ちょっと長い話
ガーデナーの水野いちろうです
芝生とは、なんだろう?
「丈が短く、細かい葉を密生させる草を芝草と呼ぶ
芝草がある程度まとまった広がりで、地面を覆っている空間」が、いわゆる芝生
今日は結婚式場の芝刈りと施肥にいってきました
気温も上昇し、冬芝の(ベントグラス類・ブルーグラス類・フェスク類・ライグラス類などあります)
生育も良くなってきました
生育適温は15℃~25℃なので、まさにこれからが、芝刈りの季節です
芝生は、イネ科の植物
長い年月をかけて、環境に適応しながら四亜科にわかれました
そのうちの三亜科が、芝生に利用されています
雨が降らない乾燥気候には、スズメガヤ亜科(ノシバ・コウライシバ・バミューダグラス類)
雨が降る湿潤地域には、キビ亜科(セントオーガスチングラス・センチピードグラス)
ヨーロッパなど冷温の乾燥した気候には、ウシノケグサ亜科(上記の冬芝)
芝草が、自然のなかで芝生という状態を保つには、乾燥している・海岸沿い・寒い・草食動物に
踏まれる・食べられるという、他の植物にとっては厳しい環境があってこそという話
ここ日本は、降水量も多く温帯に属しているので、他の植物とっては好環境ということになります
「日本で芝生の庭をつくるには、人間が手をかけ続ける必要があります
これが芝刈り・除草にあたります」 京阪園芸著‐「かんたん ずっと楽しむ 芝庭つくりコツのコツ」
草食動物の代わりをするのが、芝刈り機!!なんですね
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