伝統を受け伝え・・・たい。
当然沖縄の町の日常のワンシーンではないわけで。
観光地で記念撮影をしてくださる沖縄の伝統衣装をまとったモデルの方の後ろ姿。
石灰岩の石垣の上に鮮やかに咲く南国の花が目に止まったのだけれど、ちょうどそこに。
この写真だけを見れば、今から400年ほど前にもこんなシーンがあったかもしれない。
我々は海外をも含め、過去の歴史的建造物を見るにあたり、その時代文化の縮図といえる光景に感動を覚える。現代社会では考えられない色彩の鮮やかさや造形の美しさ豪華さにため息をつく。
しかし、文化の象徴であると共に権力の象徴でもあるのではないだろうか。
庭に至っては、世界的にも代表的な大庭園の多くが当時の王様の権力の誇示として生まれたものである。
西洋で生まれた整形式庭園は、自然界をも支配下におさめているという意味で、人為的に刈り込まれた樹木が幾何学的に植え込まれている。
一方、琉球時代もそうだが、一般の庶民達は、国におさめる年貢や税金で非常に貧しい生活を強いられていたのだ。
私は、イギリスにおいても京都においても代表的な庭園を見ることは好きだし、ほんとうに美しいと感動する。しかし、いつも、そうした側面が頭に浮かんできてしまう。
鮮やかな後ろ姿。こんな姿の人が行き交う世界って素敵だなあと感じた。しかし、一方で庶民はどんな格好をしていたのだろうと考えてしまうのである。
そして、今から400年後の人たちが我々を題材に何か観光地を作るだろうか。
スーツ姿や高層ビルが時代の象徴として後世に残るのだろうか・・・。
IN 沖縄 もう一回いきます。月曜。
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