秘密の花園
ロンドン3日目 最終日、その日の夕方には日本へ発たなくてはいけない。
朝、7時前には自然と目が覚める。
歩きすぎでやはりまだ腰が痛い。
今日の予定について1時間悩む。
あまり遠くへは行けないのでロンドン近郊のガーデンを見に行こうか。
いっそハイドパークでゴロゴロしてようかという思いも横切りましたが、行ったことの無いところへ行ってみようと
ロンドン キングクロス駅からから電車で30分程度のハットフィールドハウスガーデンへ行ってきました。
16世紀に建てられた館なのですが、以外とすいていてgood.数人見学者は見かけましたが、一人で佇めるいい時間でした。
奥にあるメドウガーデンが広く しばらくここにいました。
奥へ奥へと入ってゆくと、森のような空間へ繋がってゆきます。
イングリッシュガーデンの中で好きな1つがこういったメドウガーデンです(ワイルドガーデンという表現でもいいです)。
意外とおもしろいなと思ったのが、ここの庭は、所々に動物・昆虫のオブジェが配されていることです。
アーティストとのコラボのようでした。
97年の渡英以来今回で8回目となります。
こうした秘密の花園的庭作りを各所で見て、私はイギリスの庭に魅了されたわけです。
もちろん、他のスタイルも大好きです。
西洋における庭の考え方として、神を頂点に人間の支配下に自然があるという話を良く聞きます。
一方日本は、自然との共生・もしくは自然とは神というように考えらえています。
西洋の庭に対する批判としてもこうした例は挙げられるのですが、お互い現代の人にとってどこまで当てはまるのかは分かりません。もちろん、私は後者の考えですが。
でも私は過去イギリスで庭に目覚めました。
子供の頃の思い出・絵本の中の出来事とあきらめていた(忘れていた)秘密の花園的空間(非常にナチュラルなお花畑がひっそりとある感じ)が多くあり、それを目指して作ろうとしている人の姿を感じたからです。日本だと「何夢みたいなこと言ってるんだ」「ロマンチストだねえ」とか言われる程度で、現実的な世界を見ているほうが大人 というような風潮があると(勝手に)感じていたので、新鮮でした。
当時、見栄えがするように、洋風の感じで・・・とかいう庭作りをしていた私にとってそれは大きな出会いでした。
子供心に戻って心がワクワクする感覚。くぐったり、飛び越えたり・・そんな楽しさがイギリスの庭にはありました。だから今回も、イギリスに渡る前に生まれ育った昔の家の裏庭を思い出しておきたいということがあったわけです。
と同時に、来る度に日本庭園に関しても更に勉強をしたいなという感情が強くなります。
いずれにしても、日英の庭園は今後もっともっと融合してゆくと感じられます。
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