花に託す思い
忘れ草 吾 が紐に付く 時となく
思ひわたれば 生けりともなし
(いつもあの人のことを想っているので、生きている心地もしない。どうにか忘れようと草を紐につけ
身につけてみたのですが・・・)
ヤブカンゾウ 別名「忘れ草」です。
線路際の手付かずの草地に群生するカンゾウ。
これはノカンゾウなのかそれとも・・・なんて思いながら調べていたら、カンゾウを題材にした万葉集の歌の資料が出てきました。
少年時代、国語の授業の古典はあまり興味がなく、現代文付きのものでないと意味が分からないのですが・・・。
いずれにしても、この行為。 あの人のことを思い苦しみ 忘れ草 を身につけてみる という行為がいいなと。
こういう植物との係わりもまた非常に人間的で素朴で感性豊かなものを感じます。
小学校の頃、マーガレットの花びらですき きらい すき きらいと結構まじでやっていたっけ。
尾崎の歌でも、「君が教えてくれた花の名前は 小さなワスレナグサ」と歌っている。彼女の花に託した思いが切なく伝わる。
ついでに万葉集にでてくる花を調べたら、たくさんあった。
たまたま今日、仕事でギリシャの庭を調べていたらギリシャ神話にでてくる花もたくさんあることを知った。
全部調べたい知りたい。
古代は、どんな風景が広がっていたのだろう。見たい。
そういう思いで読むことが古典の楽しみなのかな?
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