キバナセンダイハギ撤去
相当 腰が痛い・・・。
それは、キバナセンダイハギを抜いたから・・・。
早春に黄色く庭を彩ってくれたのだが。
分かってはいたのだが、繁殖力がすごいのだ。思ってた以上に。
地下茎でどんどん広がる。
気が付くと、周辺の品種を被い、シラン・ペンステモン・ロシアンセージ・エキナセアといった植物がキバナセンダイハギの葉の中に埋もれて、ぱっと見、センダイハギの葉でもこもこしているだけにしか見えないのである。
今の撤去は、他の植物も傷める可能性があるため、悩んだが、また一気に生育旺盛となる梅雨の前にと決断。
とにかく、縦横無尽に根が広がっていて、おそらくまだ残っている根から出てくるだろう。
埋もれていた植物のシルエットが出てきて、すっきりした。空地には、また何か植えよう。。
ただ、マメ科のキバナセンダイハギは、痩せ地のうちの庭を相当耕してくれたと実感。
別にセンダイハギの葉で覆われていても、特に他の植物の生育には影響は見られない気がした・・・。
むしろ、センダイハギが無いエリアのものより生育が良く見える。
痩せ地に強い品種が土を耕し、マメ科なので、空気中の窒素を根の根粒菌に固定し、他の植物にも供給しているのだろうか・・・。
需要な役割を撤去してしまったのだろうか。
しかし・・・おそらくこのままだと、明らかに、見た目はこいつの葉だけで覆われる。
キバナセンダイハギは嫌いでない。
やはり、植える場所の選択を間違えた。
もっと、広がっても良い場所にすべきだった。
ヒメイワダレソウ・・・。こいつも、今撤去中。
これも 分かってはいたんだが。
知識として、分かってはいるものの、植えてしまう。
やはり、自分の庭で、やってみないと、失敗してみないと、理解できない というか納得できないのだろうか。
ガーデニングにはそういう面がある。
チガヤもシロツメグサもスギナも・・・・自然界で言えば、痩せ地を耕す役割なんだろう。
やはり、植生遷移との戦いだ。植生遷移を上手に止める作業が庭ともいえる。
一見 地球の意志に逆らっているように思ってしまう・・・。
しかし、里山とてそういうものだ。