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May Gardens Blog
               
庭ごころ
"気持ち次第で風景は違って見える"
最近は、お庭作りの事例など紹介しています。

土入れとミミズ

written by Naoyuki Sakuyama

よっしゃー!

建物の足場も取れ、いよいよ外部庭の工事の開始です。

 

現状の地盤が低いので、新たに客土として、土を入れます。
朝から大型ダンプ3台が 現場で待ち受けていました。
今日一日3台でピストン輸送してくれます。

10トンダンプを誘導し次々と受け入れてゆく光景は、造園業者として毎度テンションが上がる瞬間であります。

土というと、東海地区であると山土・山砂・サバ土などと言われるものとなります。
関東方面は黒土といって、比較的恵まれた土質ですが、このあたりの山砂というものは、排水性はいいものの肥料ッ気がほとんど無いものとなります。従って、通常完熟した堆肥を土壌の改良材として混入するわけです。

今回 ここでは、この土をベースに草花を植え込むエリアでは、
畑土(畑用の黒土)をブレンドしようと考えています。
そして完熟した堆肥を混ぜてゆきます。

その後は、自宅の生ゴミを利用したコンポストで作る自家製堆肥を
その都度すき込んで土作りをしてゆくつもりです。

それこそ、土作りに関しては、いろんな手法がありますので、
今後長い時間をかけて試行錯誤してゆくところであります。

土の整地の傍ら、まだ手をつけていない元々の地盤の草地をスコップで掘り、
私はあるものを探していました。
何箇所か掘っても出てきません。
ミミズすらいない痩せ地なのかなあ・・・と思いつつ、
いました!ミミズちゃん!

ひとまず よかった・・。
土壌内の微生物類を大事にしていくんで、今後もっとたくさん増えてくれよ。

Naoyuki Sakuyama
私は庭を作る仕事をしています。庭を通じ、庭心を育むことで、逆にやさしい人や環境を育むことができるのでないかいう期待を込めて始めたブログです。 人に自然に寄り添うことの楽しみを伝えるために、僕は時間の許す限り、庭や自然を楽しむ時間を作ります。
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