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庭ごころ
"気持ち次第で風景は違って見える"
最近は、お庭作りの事例など紹介しています。

本との出会い

written by Naoyuki Sakuyama
Sep 23 2012

最近になって、本と出合う という感覚が分かってきたような気がする。

先日の若干スリリングな出会いは、「平気でうそをつく人たち」という本であり、やっと会えたね というような出会いが、「星の王子さま」である。

庭ごころ

超有名な 星の王子さまであるが、恥ずかしながら読んだことはなかった。小学生の頃、図書館にあったような・・・で、パラパラとみて、以外と字が多いなあ・・・と手にとった程度。

今自分が欲しいヒントが、必ずありそう・・的に本屋へ探しに寄りました。

池澤さんという人が、オリジナルで翻訳したバージョンですが、あとがきにこの人は50年、星の王子さまを読み続けてそれでもまだ、作者の言いたいとこが全て理解できない と書いてありました。

そうか・・こういう本の読み方もあるのか・・と思い図書館で借りるのではなく買うことにしました。 (原版も次は読むつもりです)

星の王子さまは、イラストと文で構成されています。

そのイラストを見ながら・・・18年くらい前、22歳の時に私が書いたイラストを思い出しました。

なんか星に乗ってる感じが似ているかな・・・

宇宙を舞台にちょっと世の中の表と裏を述べたような「but」というタイトルで文章付の絵本スタイルのものです。

恥ずかしいので文は載せませんが10ページほどあります。

庭ごころ

庭ごころ

ま、この絵はさておき、

きつねと王子さまの会話 「じゃ。大事なことを言うよ・・・・ものは心で見る。かんじんなことは目では見えない」  この辺りのテーマに私は、この本との出合いを求めたのだろう。

王子さまと作者との会話「僕の星は小さいから、あれって指さして教えられない。でもその方がいいんだ。ぜんぶの星がきみの友達になる」 

 私はこのセリフの真意が知りたいと思った。


王子さまとの別れのシーンはすごく心に残る。砂漠で別れるのだが・・・・この本の出版の1年後、作者サングジュペリは、自国フランス軍の偵察飛行に飛び立ち、砂漠上空で行方不明になる・・・・・。



ネットでいろんな人の感想をみた。いくつか解釈が異なったりしている。そうじゃないだろ・・みたいな解釈もある。

何度も読んでみたいと思う。




私は強く思った。


私も、こんな物語がかけるくらい、心の目を養いたいな と。



庭ごころ

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Naoyuki Sakuyama
私は庭を作る仕事をしています。庭を通じ、庭心を育むことで、逆にやさしい人や環境を育むことができるのでないかいう期待を込めて始めたブログです。 人に自然に寄り添うことの楽しみを伝えるために、僕は時間の許す限り、庭や自然を楽しむ時間を作ります。
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