樹木中心のお庭から、季節のお花を楽しめる庭にできないか、というご相談からでした。
奥様は、弊社が以前企画したオープンガーデンツアーに参加された方。
菰野町内で庭を作って暮らしている方のお宅を訪ねるというバスツアーでした。

訪ねてみるとリビングにイングリッシュガーデンのカレンダーが飾ってある程イングリッシュガーデン好きということが判明。
イギリスに旅行で行かれた写真も見せて頂きました。

デザイナーの柵山もイングリッシュガーデンに魅せられて独立起業した経緯があります。
15ｍもある細長いスペースは、
背景となるフェンスや壁を設置し、多年草を用いたボーダーガーデンがぴったりだとご提案させて頂きました。

その提案にご賛同頂き、レンガを積んで壁を作ることになりました。
多年草はイギリスのような繊細な品種は使用できませんが、東海地区で自生できる品種を厳選し植え込みました。

様々な窓からそれぞれの表情が楽しめます。

毎日窓から花壇を眺め、季節の変化を楽しんでいる、そんなご夫婦の姿を想像しながら
作庭させて頂きました。

奥様曰く、嬉しい驚きは、ご主人がしょっちゅう庭に出て芝の手入れをするようになったとのことです。
奥様は水やり担当。
植え込んだばかりの苗も大株になってきたら、オープンガーデンに、
今度はお庭を紹介するガーデンオーナーの立場として参加して頂きたいです。

弊社の施工したガーデン施工主はお客さまでありますが、庭友でもありたいです。
庭のある暮らしの楽しさを共有できる者同士として、末永いお付き合いをしてゆきたいと思っております。