Case.03
高低差のある石畳のアプローチ。
肩の力が抜けた季節の草花や雑草も愉しむ庭(瀬戸市)
家を新築して数年。
自分のイメージする外構を提案してくれる業者が見つからず、
HPで弊社にたどり着いて下さった施主さまです。
キーワードは、「雑草も愉しむ」だったそうです。
ヨーロッパの古い家を思わせるこだわりの住宅。
雰囲気のあるフランスの田舎町の風景をみながら、素敵なシーンをコラージュしました。
玄関まで大きな高低差があるため、階段のあるアプローチをデザイン。
草花に挟まれた石畳の小道をイメージしました。
工事前の様子。
階段に利用した古い石材を探してきて階段に利用。
設置時の様子。
古びた石材は、素朴な草花との相性がバツグン。
風土に適した多年草を植え込み、四季折々どこかしらにお花が咲く仕掛けを施しました。
草花に挟まれた玄関まで続く小道です。
季節ごとに表情を変えます。
小さなスペースですが、子供たちのために芝を張り、
部屋と庭とを繋ぐ小さなウッドデッキを設けました。
奥行1mですが、中と外を繋ぐこのスペースは、
庭を楽しむ生活を送る上でかなりの重要ポイントです。
半年後に訪ねた際、雑草がそのままにしてある後継が印象的で、
とてもうれしい気持ちになりました。
「コロナ禍の自粛期間もずっと子供と庭で過ごしていたから楽しく過ごせた。
庭を作って本当に良かった」といったお言葉には思わず涙がこぼれそうになりました。