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May Gardens Blog
               
庭ごころ
"気持ち次第で風景は違って見える"
最近は、お庭作りの事例など紹介しています。

14mのボーダーガーデン

written by Naoyuki Sakuyama
Jul 17 2020

個人さまのお宅の南の庭にボーダーガーデンを作りました。

 

ボーダーガーデンとは、イングリッシュガーデンのスタイルの一つとして有名ですが、

壁やフェンスなど構造物を背景にした帯状の細長いスタイルの庭のことです。

奥の方に背の高い種類を植え、品種ごとにグルーピングして植え込みます。

 

イギリスのお城なんかに行くと50m以上のロングボーダーがたくさんあります。

 

それぞれの植物のフォルムが立体的に楽しめて迫力を感じるガーデンスタイルです。

 

細長く直線的な枠組みとワサワサと溢れるように咲き乱れる花のコントラストが見ものです。

 

 

今回、この東海地区で自生できる多年草を用いてます。

本来なら、デルフィニウムとかバーバスカムとか、、、植えたいんですが、夏越ししません。

アナベル・セイヨウニンジンボクといった花付きが良クコンパクトな灌木も用い構成してます。

 

施主様は、イングリッシュガーデンに強い憧れがあって、リビングにイングリッシュガーデンのカレンダーを使用しているほど。

 

住宅新築時に植え込んだ雑木とオージープランツの混じったナチュラルなお庭も良かったのですが、

「お花を楽しむ日常にしたい」

という相談を受けたのです。

 

細長いお庭のスペースを見たとき、ボーダーガーデン合うだろうな!とすぐ思いつきました。。

そこで、背景となるレンガ積みの壁もご提案。

施主さまは、壁までは想定してなかったようなのですが、、私の提案を気に入って下さり、ご予算もかなりオーバーにはなったのですが、

毎日の日常で、レンガ積みの壁とその手前に咲く花を眺められる日々を過ごすことを選択、決断して頂けました。

 

 

 

 

レンガのスライスを張り付けるのでなく、穴あきレンガを積みましたよ。

元々のジューンベリーとオリーブは残しました。

 

 

 

 

 

↑元々 このようなお庭を今回改造しました。

 

 

 

まだ植えたばかりですが、年々株が大きくなり迫力が出てくる予定です。

 

ちなみに、うちの自宅の庭にもボーダーガーデンを作る予定があるのに早7年、、、手つかずのまま。

作りたくなってきました。

 

 

最近、多年草を植えさせて頂けるお客様が多く嬉しいです。

ネットで弊社を探し当てて頂けているようなのですが、ありがとうございます。

多年草の良さ、、もっと伝えてゆきたいです。

 

ちなみに、こちらのお庭は菰野町内。

また菰野のオープンガーデンツアーで立ち寄れるようになったらいいなと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Naoyuki Sakuyama
私は庭を作る仕事をしています。庭を通じ、庭心を育むことで、逆にやさしい人や環境を育むことができるのでないかいう期待を込めて始めたブログです。 人に自然に寄り添うことの楽しみを伝えるために、僕は時間の許す限り、庭や自然を楽しむ時間を作ります。
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